2017年6月30日

数学の勉強には自分用の教科書を書くのが一番(ツイートまとめ)

以下ツイートまとめ+加筆修正

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今さらだが,私が書いた「集合論」は自分用の教科書である.

集合論の独習を始めたとき,
  • 素朴集合論について一通りのことが書かれていて,
  • 記載されている定理の証明を省かずに書いている
教科書が見当たらなかった.

どちらか一方だけというのならあるんだが.

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それで,省かれた証明を求めて20冊ほど集合論の教科書を買う羽目になったことが「集合論」を書き始めるきっかけの一つ(1冊にまとめろよ,ということ).

証明ぐらい自分で考えろといわれればその通りなんだが,考えても分からなかった.

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書く際に気をつけたのは
  1. 素朴集合論について一通りのことが書かれている
  2. 定理の証明を省かない.
  3. 例え話しはいれない.
ということ.

今の段階では (1) はまだ不完全.もしかすると (2) も不完全だ.

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特徴としては,
  • 図が無い.
  • 本文が殆ど無い.
  • 項目をはっきりさせているから,
  • 文字ばかりの割には,見た感じクッキリしている.
というところかと思っている.

勝手を言うが,図が必要なら自分で描いてくれというやつだ.

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数学の勉強は,自分用の教科書を作るのが一番だろう.

「集合論」は自分用の教科書を作るための叩き台にはちょうどいいだろうと考えている.

他の教科書は地の文章で書かれているから,どこからどこまでが定義・定理・証明なのかが判別しにくいことがあり,自分用にまとめにくいと感じた.

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数学の場合,市販の教科書で自分にとって完璧なのは無いから,上でも述べたが,自分で自分用の教科書を書くのが一番だと思う.

出版まで考えて書けということではないがw

メモ書き・走り書き・箇条書きの集積であっても,自分で書いたものの方が後で見返したときにわかりやすいような気がする.

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というわけで,あんな「集合論」でも自分で見ると,とてもわかりやすいのだ.



あんな「集合論」というのはこちら;




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2017年6月24日

「集合論(数学で行こう)」第8版(PDF版)

自著「集合論(数学で行こう)」の第8版のPDF版をDLmarketにて販売開始した.

DLmarketで購入


★集合論(数学で行こう)第8版 PDF版
  • 素朴集合論です.
  • 全書的な形式で記述
  • 内容はKindle版と同じ.
  • DRMはかけていない.
  • プリント可.
  • A5版
  • 243頁
  • 表紙のみカラー(2ページ目以降白黒)
  • 図はありません.
  • 文体は固いです(笑)
  • 書いてあることを鵜呑みにせず,ツッコミを入れながら読んで下さい.

  • 販売のページにて各章の冒頭4ページの「立ち読み」が出来るので,イメージはつかめるかと思います(目次・索引等を含めて約50ページ見ることができます).

★一般的な注意ではありますが,個人的な使用目的以外の複製・配布・インターネット等による公開等を禁止します.




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2017年6月2日

「集合論(数学で行こう)」第8版

自著「集合論(数学で行こう)」の第8版をAmazon Kindle にて公開した.



第8版での改訂は,一言で言うと,

  •  第5章 順序集合 を中心に再構成した.

となる.証明の不備の修正,命題・例の追加など,見直しは多岐に及んでいる.

ページ数は第7版の219頁から241頁に増えた.これは,定義の書式を変更したことが大きい.紙面を少しでも白くして,見やすくなるようにという意図からである.


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※第7版またはそれ以前の版を購入された方が,最新の版をダウンロードするには,Amazonのサポートに依頼する必要があるようです.手順を紹介したサイト・ブログ等を「Kindle 改訂版 ダウンロード」で検索して下さい.お手数ですがよろしくお願いします.


ツイッターには色々書いたのですが,上記のこともあり,Kindle版の購入は正直いってお勧めしません.第8版が最終版なら,Kindle版をお願いします,といいたいところですが.

6月の下旬から7月上旬にPDF版を出す予定なので,そちらをお勧めします.PDF版なら,改訂版も問題なくダウンロードできますし(PDF版既購入なら,その改訂版は無償ダウンロードできる),手元に旧版と改訂版を同居させることができます(ただのPDFファイルだから当たり前!).


※本書を書いた経緯については「集合論の本(冊子)を書いた」をお読み下さい.





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